と突っ込まれるボケではありません。当たり前ですが写真のボケのことです。
せっかく一眼レフのカメラを買ったのに「AUTOモード」で撮影しているもったいない使い方していませんか?
「一眼レフで撮ったらボケが綺麗!」と思われて買ったことと思いますが、断言します。
そこで今回、簡単にボケを作る方法、ボケを操ることができる「Aモード」の使い方を紹介します。きっとこれで、あなたもボケマスターですよ!きっと。
目次
Aモードとは
Aモードとは「Aperture value(絞り値)」の略。CanonはAvモード、Canon以外はAモードと表記していることが多いです。Aモードは絞り値は自分で調節することができ、シャッタースピードはカメラが自動で調節してくれるモードです。自動で調節してくれるからといって初心者用のモードではありません。プロの方でも使うモードで、スナップ写真などシャッターチャンスを逃したくない撮影によく使用するモードです。
ボケを出すにはF値を小さく
以前「3分でまるわかり!一眼レフカメラの絞り値(F値)とシャッタースピード、ISO感度の関係。」でもご紹介しましたが、F値を小さくするとぼけ、F値を大きくするとすべてにピントが合った写真になります。
F1.8の写真(シャッタースピード:1/60、ISO:1000)
F2.8の写真です。コップにピントが合い、後ろのパソコンがボケていることが分かります。
F22の写真(シャッタースピード:1、ISO:1000)
F22の写真です。F2.8と比べてパソコンがくっきり見えています。(後ろの汚い部分も…)
ISOは自分で決める
極端な設定になりますが、自分のカメラ・レンズの一番小さいF値まで絞り値を調節します。そのあと、ちょうどいい明るさになるまでISO感度を調節してください。ISO感度は数字が大きくなると明るくなり、小さくなると暗くなります。
※今回、ISO AUTOはやめておきましょう。
ちょうどいい明るさに調節できたら被写体にピントを合わせて撮影しましょう。
おすすめなボケ設定
F値 | 1.8~2.8 |
焦点距離 | 30mm以上 |
F値は1.8~2.8、焦点距離は30mm以上がおすすめです。50mm以上でF値1.8を出せるレンズは中級~上級者の方がよく使っています。75mmでF値1.8まで出せるものもありますが、レンズキットなどの標準ではまず無いレンズです。
まとめ
「Aモード」で写真を撮り始めると簡単にボケを出すことができます。ボケがある写真が良い写真とは限らないですが、自分でボケを調節できると写真が今までよりももっと楽しくなります。ボケを調節して被写体に目が行くような写真にしたり、玉ボケを作ったり。
ボケをマスターすると今までの倍以上一眼レフライフを楽しめますので、ぜひチャレンジしてみてください!
ではでは。