こんにちは。けいしろーです。久しぶりの投稿になります。
最近、中望遠で明るいレンズを欲しいなぁと思いながらいろいろと探っていました。
探っていく中で、SONYの85mmとケンコー・トキナーから発売された85mmがスペックと価格がほぼ同じということに疑問を持ちました。2020年2月18日時点で、Amazonの価格はほぼ一緒の5万円前半。同じスペックでほぼ同じ金額なので、どうせ買うなら後悔したくないですよね。
ということで、今回はSONYの85mm「FE 85mm F1.8」とトキナーの「atx-m 85mm F1.8 FE」を比較してみました。
この記事を読むとー
SONYとトキナーの85mmの違いが分かります
目次
atx-m 85mm F1.8 FEとFE 85mm F1.8のスペックを比較
atx-m 85mm F1.8 FE | FE 85mm F1.8 | |
メーカー | トキナー | SONY |
焦点距離 | 85mm | 85mm |
F値 | F1.8-F16 | F1.8-F22 |
フルサイズ対応 | 〇 | 〇 |
レンズ構成 | 7群10枚 | 8群9枚 |
画角(35mm) | 28.5° | 29° |
絞り羽根 (枚) | 9枚 | 9枚 |
最短撮影距離 (m) | 0.8m | 0.8m |
フィルター径 (mm) | 72mm | 67mm |
手ブレ補正 | なし | なし |
サイズ(最大径x長さ) | 80.0×93.0mm | 78.0×82.0m |
質量 (g) | 約645g | 約371g |
価格(Amazon) | 51,375円 | 53,373円 |
サンプル画像比較
トキナー「atx-m 85mm F1.8 FE」
◆ケンコー・トキナー写真引用元
https://www.kenko-tokina.co.jp/camera-lens/tokina/telephoto-lenses/atx-m_85mm_f18_fe/features.html
SONY「FE 85mm F1.8」
◆SONY写真引用元
https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL85F18/photo-sample.html
atx-m 85mm F1.8 FEの特長
トキナーから初めて発売されたEマウントフルサイズ対応レンズがatx-m 85mm F1.8 FE。トキナーはじめてのEマウントレンズということで、購入するのは正直言うと勇気が要ります。
スペックを見ていくとF値がF16までしか絞れなかったり、重量がSONYの2倍とSONYの方が優勢な印象です。
しかし、レンズ構成がSONYよりも1枚多いということで描写力に少し期待できそうな感じがします。
ただ、サンプル画像を見たところ、気持ちボケ感が優秀な感じ。。。ですね。たぶん。
発売の噂があったときもっと安価になるかと考えていたのですが、5万円は切れず。
これが4万円代になると大きなメリットになっていたと思うのですが。。。
参考動画
FE 85mm F1.8の特長
SONYには大きく分けてGMレンズシリーズ、Gレンズシリーズ、ZEISSレンズシリーズ、そしてどれにも分類されない無印レンズの4種類があり、今回紹介しているFE85mm F1.8は無印レンズ。他のシリーズよりも比較的安価で、初心者にも手を出しやすい単焦点レンズです。
他のシリーズは描写力に定評がありますが、正直言うと無印シリーズも引けを取りません。
画面で超拡大して見てみたり、大きく引き伸ばした写真にしたりすると分かる人には分かるかもしれません。が、普通に画面、インスタグラムなどで見る分には大きな差はほとんどありません。また、FE85mm F1.8にはフォーカスホールドボタンが付いており、操作性もグッド。
そして、SONYの純正という最大のメリットがありますので、あまり冒険したくない方はこちらのFE 85mm F1.8がおすすめです。
参考動画
ショップで見る
TOKINA atx-m 85mm F1.8 | SONY FE 85mm F1.8 |
Amazon | Amazon |
楽天 | 楽天 |
カメラのキタムラ | カメラのキタムラ![]() |
まとめ
性能的にはほぼ同等ですが、SONYよりトキナーの方が重いため携帯性が欠けます。また、価格は若干トキナーの方が安いですが、驚くほどは安くはなく、これならSONYの方が…といった感じです。
あと85mmレンズはどちらかというと風景よりポートレートに向いています。そう考えると三脚に固定しての撮影より、手持ちでの撮影が想定できます。となれば、重量が軽いSONY一択かもしれませんね。