こんばんは、けいしろーです。
今回は主要3社「ソニー α7Ⅲ」と「Nikon Z6」「Canon EOS R」を仕様を見ながら比較してみました。
これからフルサイズのミラーレス一眼デビューしようとしている方は必ずと言っていいほど悩む、この3社の3機種。
それぞれのカメラの特長をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読むとー
α7ⅢとZ6とEOS Rの違いを知ることができます。
スペック比較
SONY α7Ⅲ | Nikon Z6 | Canon EOS R | |
型式 | ミラーレス一眼 | ミラーレス一眼 | ミラーレス一眼 |
レンズマウント | ソニーEマウント | ニコンZマウント | キヤノンRFマウント |
センサーサイズ | フルサイズ 35.6mm×23.8mm |
フルサイズ 35.9mm×23.9mm |
フルサイズ 36mm×24mm |
有効画素数 | 2420万画素 | 2450万画素 | 3030万画素 |
ISO感度 | 50~204800 | 100~204800 | 50~102400 |
最高連写撮影/秒 | 約10コマ | 約12コマ | 約8コマ |
液晶モニター | 3インチ | 3.2インチ | 3.15インチ |
撮影枚数 (1回の充電当たり) |
ファインダー使用時:610枚 液晶モニタ使用時:710枚 |
ファインダー使用時:310枚 液晶モニタ使用時:380枚 |
ファインダー使用時:350枚 液晶モニタ使用時:370枚 |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード メモリースティックPRO Duo メモリースティックPRO-HG Duo |
XQDカード | SDカード SDHCカード SDXCカード |
スロット | ダブルスロット SDカード/SD・MSカード |
シングルスロット | シングルスロット |
手ブレ補正機構 | ○ | ○ | ○ |
合焦限界 |
EV-3 | EV-1 | EV-6 |
瞳AF | ○ | ○ | ○ |
可動式モニタ | チルト式 | チルト式 | バリアングル液晶 |
4K動画 | ○ | ○ | ○ |
動画ファイル形式 | XAVC S/AVCHD規格 Ver.2.0準拠 | MOV/MP4 | MP4 |
サイズ (幅x高さx奥行きmm) |
126.9 x 95.6 x 73.7 | 134 x 100.5 x 67.5 | 135.8 x 98.3 x 84.4 |
質量 | 565 g | 585 g | 580 g |
発売日 | 2018年3月23日 | 2018年11月23日 | 2018年10月25日 |
価格.com最安値 (2019/9/9時点) |
184,798円 | 208,724円 | 170,867円 |
純正レンズ本数 (2019/9/9時点) |
30本 | 6本 | 8本 |
SONY α7Ⅲの特長
僕も使っているα7Ⅲ。SONYはミラーレス一眼を他社よりも先駆けて開発・販売しており、リソースが豊富。純正のEマウントレンズは比較した2社を大きく上回り30本。
さらにSIGMAやタムロンのサードパーティレンズも豊富に販売されており、レンズを選びやすくなってきている。となると、もちろんアクセサリー類も豊富だ。
性能も申し分ない。描写力に関しては各社への好みがあったりするのでここでは割愛する。
ミラーレス一眼のデメリットであったバッテリーの容量もSONYが一歩先を行っており、液晶モニタ使用時は比較2社の2倍、約710枚の撮影が可能。
さらにサイズもほんのわずかではあるが、比較2社よりも軽くコンパクト。記録メディアもダブルスロットを設けるなど、痒いところに手が届くカメラである。
今回比較したのはα7Ⅲだが、α7Ⅲの高解像度モデルα7RⅢやα7RⅣ、さらにα9といった神カメラも存在するので、SONYの層の厚さというか、先駆けてミラーレス一眼を手掛けてきただけあってラインナップも魅力的だ。
SONY α7Ⅲの特長まとめ
・純正レンズのラインナップが豊富(アクセサリー類も)
・バッテリーが超長持ち
・洗練されていて痒いところに手が届く心遣い
・α7IIIの他にもラインナップが豊富
Nikon Z6の特長
高解像度モデル Z7よりも少し後に発売された Z6。α7ⅢとEOS Rと同価格帯でライバル機と言っていいだろう。
スペックを確認すると、α7Ⅲ、EOS Rと比較して連写撮影の速度が速い。サイズはα7Ⅲよりも大きく、EOS Rよりも若干小さい印象。記録メディアはXQDのみではあるが、現状最速で440MB/sの転送速度は快適さに感動する。
上部の表示パネルで露出値やISO感度、バッテリー残量が表示されている。α7Ⅲにも個人的には搭載してほしい機能だ。もともと僕は入門機としてD5100を買い、その操作感が好きだった。ボタンの位置などは一眼レフを踏襲した形にもなっていて操作感はα7Ⅲよりも好印象。
新しいマウント「Zマウント」はレンズの種類が少なく、α7の発売当時にレンズが少なかった時と同様に少し苦労しそうだ。もちろんFマウントをZマウントに変換するマウントアダプターを使えば多くのレンズを使うことはできる。
Nikon Z6の特長まとめ
・連写撮影の速度が速く、最高約12コマ/秒
・記録メディアはXQDのみ
・一眼レフを踏襲した操作感はGOOD
・マウントアダプタを使用すればFマウントも使用可能
Canon EOS Rの特長
2019年9月に発売された、現在のところキヤノンの最上位ミラーレス一眼「EOS R」。
1Dレベルのプロ仕様のミラーレス一眼も最近噂されているけれど、現在の最上位ミラーレス一眼。
比較したスペックを確認すると分かる通り、高解像度「3030万画素」。質量は一番重く、ミラーレス一眼よりは軽いが、人によっては程よい重さ、グリップ感が良いと感じるかもしれない。僕も実際に店舗で3機種を持って比べてみたけれど、一番グリップ感が良かく握りやすかったのはこのEOS Rかもしれない。
比較した2社との大きな違いはバリアングルモニターだ。チルト式よりも動かせる領域が広く、レンズ側にも向けることができるので物撮りには便利だ。
EOS Rが飛びぬけて良いところは合焦限界だろう。F1.2レンズ使用時ではあるが、世界初のEV-6を実現。低輝度環境でもAF機能を使用することができる。α7Ⅲを使っていてまだ低輝度環境での撮影をおこなっていないのであまり困ってはいないが、α7ⅢがF2レンズで計測したところEV-3、EOS RはEV-4.5くらいになるそう。数字を見ただけでも感度が高いことが分かる。
新しいマウント「RFマウント」はNikonのZマウンンと同様にレンズの種類が少い。もちろんEFマウントをRFマウントに変換するマウントアダプターを使えば多くのレンズを使うことはできる。
あと、個人的には電源を切っているときにシャッターが閉じるのが好き。
Canon EOS Rの特長まとめ
・高解像度「3030万画素」
・重く、大きいが人によってはグリップ感GOOD
・バリアングルモニターで多様な撮影が可能
・低輝度環境でのAFが優秀
・マウントアダプタを使用すればFマウントも使用可能
・電源OFFの時にシャッターが閉じる
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まとめ
今回は珍しく、SONYカメラの比較ではなく、メーカーを跨いで比較してみた。
僕はSONYのレンズ資産があるため、浮気しないように他社カメラを見ないようにしている。ただ今回調べてみて思ったけど、やっぱり自分が持っているカメラには愛着が持てるし、一番だと思ってしまう。
ここでどのカメラが一番良いかは言及しないけれど、人によって選ぶポイントは違うと思うし、フィーリングで選ぶ人もいると思う。
この記事を読んでいるということは、フルサイズのミラーレス一眼デビューするのかな?
レンズのバリエーションやアクセサリー、作例やレビューをしっかり読み込んで、自分が浮気しないと思えるカメラを選んでみてください。
ではでは。