こんにちは。SEL200600Gを買おうかガチで迷っております。けいしろーです。
さて、先日SONYからSEL35F18Fが発表されましたね。
焦点距離が35mm、絞り値がF1.8のフルサイズ単焦点レンズ。同じ焦点距離35mmのレンズをSEL35F28Zを持っているぼくからすると、ちょびっと気になるところ。
ということで今回は、新しく発売されたSEL35F18FとSEL35F28Zを比較してみます。
仕様をチェック
[NEW]SEL35F18F | SEL35F28Z | |
焦点距離 | 35mm | 35mm |
絞り値(開放) | F1.8 | F2.8 |
最短焦点距離 | 0.22m | 0.35mm |
最大撮影倍率比 | 0.24倍 | 0.12倍 |
サイズ(最大径×長さ) | Φ65.6×73.0mm | Φ61.5 x 36.5mm |
質量 | 約280g | 約120g |
フォーカスホールドボタン | 〇 | – |
フォーカスモードスイッチ | 〇 | – |
フルサイズ対応 | 〇 | 〇 |
レンズ構成(群-枚) | 9-11 | 5-7 |
絞り羽根 | 9枚 | 7枚 |
希望小売価格 | 87,000円+税 | 84,000円+税 |
発売日 | 2019年8月30日 | 2013年11月15日 |
ボケ感を重視のSEL35F18F
[NEW]SEL35F18F | SEL35F28Z | |
絞り値(開放) | F1.8 | F2.8 |
絞り値は言うまでもなく、SEL35F18Fのほうが開放でき、SEL35F28Zよりもボケ感を楽しめると思います。F1.8とF2.8のボケの差を聞かれると少し困りますが、個人的には結構違うと思います。
実際、ぼくがSEL35F28Zを使っていますが、十分すぎるくらいのボケ感を出してくれます。焦点距離は違いますが、F1.4のSEL50F14Zも持っているのですが、F1.4まで開放するとボケ過ぎて、本当に写したい被写体までボケさせてしまうときがあります。
なのでF1.4まで開放したい気持ちを抑えて、F2.0ぐらいまで絞ることもしばしば。
大は小を兼ねるということで、F1.8ならF2.8でも撮れるので、ボケ感を重視したいかたはSEL35F18Fがおすすめです。
最短焦点距離22cmはアツい
[NEW]SEL35F18F | SEL35F28Z | |
最短焦点距離 | 0.22m | 0.35mm |
SEL35F28Zの不満を言わせてもらうと「最短焦点距離が長い」。
このブログのガジェット紹介とかで手元の写真を撮ることが多々あるのですが、そのほとんどはSEL35F28Zで撮影しています。
その際に、焦点を合わせるときに毎回「もう少し寄れればいいのになぁ」なんて思って撮影しています。手元写真のほとんどがLightroomでトリミングしないといけないので、焦点距離22cmは助かると思います。
持ち運びはSEL35F28Zに軍配か
[NEW]SEL35F18F | SEL35F28Z | |
サイズ(最大径×長さ) | Φ65.6×73.0mm | Φ61.5 x 36.5mm |
質量 | 約280g | 約120g |
サイズは小さいほうが良いとは限りませんが、個人的には持ち運びはできるだけ楽でいたいので、小さいほうが正義だと思っています。
サイズは明らかにSEL35F28Zがコンパクト。長さ・質量は約1/2。
と言っても、比較する相手が悪いというか、SEL35F28ZはSONYのEマウントフルサイズ対応レンズで一二を争うコンパクトレンズです。それと比較したら大きく見えるだけで、ほかのレンズをと比較するとSEL35F18Fは持ち運びしやすい部類に入るのではないでしょうか。
まとめ
仕様には書いていませんが、このレンズで一番気になるところ。
それは「無印レンズ」。SONYにはGMやG、ZEISSなどのシリーズがありますが、今回のSEL35F18Fはどのシリーズにも部類されません。
無印だからといって悪いレンズではないのですが、ちょっと立ち位置が見えずらいですよね。Eマウントフルサイズのレンズって高いと思われがちなので、そこを払拭したいと考えての発売なのかな?と考えたり。
正直、今回比較したレンズを「今ならどっちを買う?」と聞かれたら超迷います。笑
性能だけで言ったらSEL35F18Fで良いと思いますけど、持ったときの優越感と言いますか、ZEISS感と言いますか。笑
ただ、フォーカスホールドボタンはありがたい気も…
今回紹介したレンズはこちらから購入できます
※SEL35F18Fはまだ発売されていません。発売され次第掲載します。