あなたの生活はテレビに依存していませんか?
2週間ほど前から我が家ではテレビの電源をほとんど入れていない。壊れたこと(本当は壊れていないけれど)がきっかけでテレビを見るのをやめたのだ。
最初はテレビを見ないことに違和感もあり、少し我慢していたけれど、日が経つについれて「え、テレビっていらなくない?」と思ったので、今はほぼ見ていない。
そして最近、テレビを無くすことのメリットも明確に見えてきたのでこの記事で紹介してみる。
この記事を読むとー
テレビを無くすメリット・デメリットが分かります
目次
テレビを無くすメリット
1日2時間を捻出
突然ですがあなたは1日に何時間、テレビを見ていますか?僕が脱テレ(テレビを無くす行動を脱テレと名付けます)する前は、
・朝食の時間
・朝の支度の時間
・夕食の時間
・入浴までの時間
・就寝までの時間
がテレビを見る時間だった。時間を計算してみると以下の通り。
・朝食の時間 ⇒ 15分
・仕事の支度の時間 ⇒ 15分
・夕食の時間 ⇒ 30分
・入浴までの時間 ⇒ 30分
・就寝までの時間 ⇒ 1時間
朝食や仕事の支度、夕食をしながらの「ながらテレビ」も含めてだけど、少なく見積もっても1日あたり2時間30分はテレビを見ながら行動していた。
「ながらテレビ」の時間はあまり短縮にならないかもしれない。けれど、入浴までの時間と、就寝までの時間を無くすことで1時間30分は捻出することができる。
1時間30分は決して少ない時間ではない。
1日の5%もの時間。もっと分かりやすく言うと、これを1ヶ月続けると24時間、1日以上を捻出することができる。要するに1ヶ月あたりで1日も増えるのだ。さらに年間で考えると約半月分の時間を捻出できるのだ。
そう考えるといかにテレビの時間がもったいないかが分かる。
今回はあくまで僕の例であって、1日1時間半の捻出だけど、人によっては2時間や3時間の人もいるかもしれない。
あなたがテレビを見ることをやめることで、どのくらいの時間が捻出できるか、1度計算してみてはどうだろうか。
家族の会話が増える
先述したとおり、テレビを見ている時間は1日で約2時間30分存在する。その時間、自分ひとりの時間もあるけれど、大半は家族と同じ場所に居る。
想像してほしい。
家族と話をしているときもテレビは映り、なんて面白くないバラエティ番組がダラダラと流れている。それを子供たちは何気なく見ていて、親が話しかけても上の空。
こういうシーンを経験した方は少なくないだろう。実際に、脱テレする前の我が家の雰囲気だ。
テレビが完全な悪とは思っていない。
だけど、テレビがあることで親子の会話が減っているのは紛れもない事実だ。
親子の会話の中でテレビのおかげで話が弾む場合も確かにある。けれど、テレビは必須ではない。テレビが無くても会話は十分に楽しめるし、子供の顔を見て話すことができる。
「今日は楽しかった?」
「今日は幼稚園でどんな遊びをした?」
「今日のご飯、どんな野菜が入っているでしょう?」
というくだらないけれど、子供たちの楽しそうな顔を見ながら会話をすることが脱テレした今の楽しみだ。
家族の会話が少ない思っている人は、思い切って脱テレしてみてはどうだろうか。
不要な情報を見なくて良い
テレビは自分が必要と思う情報以外に、不要な情報まで目に入ってくる。情報を選ぶことが出来ず、チャンネルを変えることしか出来ないのだ。
世の中には、目を背けたい悲惨な事件や出来事が日常的に起こっている。そういう事件に目を向けることも大切だけど、必要以上見る必要はない。
逆に、どうでもいい特集もテレビで流れてくる。「渋谷で聞いた夏休みの思いで」なんて本当にどうでもいい。朝の貴重な時間に見なくていい。
改めて言うけれど、テレビで情報を選ぶことができないのだ。
そして、テレビの情報番組は時間内に放送するため、視聴率を稼ぐために情報を端折り、曲がった情報で伝えてしまうことがある。もっと言えば、スポンサーに忖度した情報操作も良くある話。
テレビを無くすことで、自分が知る必要のない不要な情報、曲がった情報を見るストレスから解放される。神経質と思われるかもしれないけれど、知らなくていい情報を知らないままで済むというのは素晴らしいことなのだ。
テレビを無くすデメリット
言うまでもないが、テレビ番組に疎くなる。「昨日のあのテレビ見た?」という会話に入れないが、僕と妻は全然かまわない。なのでデメリットは今のところ無い。
だけど、一番上の息子が幼稚園の年中なので、テレビを見てないことで仲間外れになっていないかが気になる。
なので仮面ライダーやスパー戦隊などは録画するようにしている。そして、妻が料理などでどうしても相手をできないときに、その録画したものを見せる。という流れを作っている。
テレビをやめた最初のころは聞き分けが悪かったけれど、だいぶ聞き分けるようになり、自分からテレビを消すようにもなった。息子もテレビが無い生活に慣れてきたのだろう。
テレビを見ないことで最初のころは違和感があったけれど、無いなら無いでやっていけるし不便ではない。ただ、テレビ番組に疎くなる。それだけ。
それ以上に、今は家族との時間を大切に過ごし、この生活を楽しんでいる。
テレビを無くすことについての補足
子育てに関する論文や本を読んでいくと、実際に完全にテレビを絶っている家族もいるようだ。
その家族の体験談や事例を見てみると
「テレビを見ない子は、テレビを見る子よりも落ち着きがある」
「テレビを長時間見ると脳が受け身になってしまう」
「幼児の間は絵本やブロックなどのおもちゃを使って遊ばせることを優先した方が良い」
といったように、テレビが無いほうが良いという情報がい多い。
テレビを見せることが完全アウトというわけでもなさそうだけれど、幼児の間は見せることを控えたほうが良さそうだ。
テレビが無いと静かで嫌だという方はアレクサがおすすめ
でも、テレビが無いと寂しい…
という方にはAlexa(アレクサ)がおすすめ。控えめに言って超良い。
アレクサはAmazonのスマートスピーカーで安いものは6,000円程度で購入することができる。
朝起きてから「朝の曲を流して」と言えば、朝にぴったりのBGMを流してくれたり、radiko.jpと連携させれば、ラジオも聴ける。
BGMで使うことが多いけれど、ほかにも便利な機能がある。
例えば「今日の天気は?」と聞くと、自分の家がある地域の天気を教えてくれる。「今日のニュースは?」と聞くと、その日のNHKニュースが流れる。子供の部屋の片付を急がせるために「アレクサ100まで数えて」というと100まで数えてくれる。
さらにスマホとBluetoothで連携することでkindleを読み上げさせたり、Youtubeの音楽を流したり、いろいろな使い方ができる。
アレクサの良いところを紹介しだしたら1記事書けそうなのでここでは割愛。
ただ、今の我が家では、アレクサが無くてはならない存在になっているのは言うまでもない。あなたの家にもテレビではなくアレクサを置いてみてはどうだろうか。