僕とは縁がないであろうGMレンズのご紹介です。
SONYから新GM(G Master)レンズ「SEL135F18GM」が発表されました。
SIGMAでもほぼ同じスペックの「135mm F1.8 DG HSM Art(Eマウント)」が去年の夏ごろ発売されています。
ということで今回、SONYの「SEL135F18GM(以下GM)」と「135mm F1.8 DG HSM Art(以下SIGMA)」を要点を抑えて比較してみます。
目次
スペックの要点まとめ
[NEW] SEL135F18GM | 135mm F1.8 DG HSM Art | |
焦点距離(mm) | 135 | 135 |
レンズ構成枚数 | 10群13枚 | 10群13枚 |
画角(35mm判) | 18° | 18.2° |
開放絞り | F1.8 | F1.8 |
最小絞り | F22 | F16 |
絞り羽根 (枚) | 11枚(円形絞り) | 9枚(円形絞り) |
最短撮影距離 | 0.7m | 0.875m |
最大撮影倍率 | 0.25(1:4) | 0.20(1:5) |
レンズ内手ブレ補正 | – | – |
フィルター径 | 82mm | 82mm |
最大径 × 長さ | φ89.5mm x 127mm | φ91.4mm × 114.9mm |
質量 | 950g | 1,130g |
希望小売価格(税別) | 235,000円 | 175,000 円 |
発売日 | 2019年4月19日発売予定 | 2018年 7月20日 |
SEL135F18GMのほうが17.5cm近く寄ることができる
GMとSIGMAのどちらもフォーカス方式はフローティングフォーカス機構を採用していますが、最短撮影距離が異なります。GMの最短撮影距離が70cm、SIGMAの最短撮影距離が87.5cmとGMのほうが17.5cmも近く寄ることができます。
SEL135F18GMは最小絞りがF22
絞り羽根が多いおかげでF22まで絞ることができます。F22まで絞ることがあまり無いので、個人的にはあまり参考にしません。ただ、SONYサイトの特長を見ていくと「11枚羽根の円形絞りの採用で、開放から少し絞っても円形のぼけ描写を保持」とのこと。開放から多少絞っても円形のぼけ(玉ボケ)を保てるそうです。
SEL135F18GMのほうが180グラム軽い
GMのほうが1cmほど長いにもかかわらず180グラム軽いです。SONYサイトを引用すると「最新の光学設計とメインシャーシにマグネシウム合金を使うことで、軽量と堅牢性を両立。」ということなので「軽くて丈夫」。
SEL135F18GMのほうがAFが優秀らしい
GMはソニー独自のXD(extreme dynamic)リニアモーターを4基搭載。SIGMAも大型HSM(Hyper Sonic Motor)を使っていてAFには定評があります。どちらのモーターのAFが速いといった情報を調べることはできませんでしたが、実際に2つを使ったことがある人の記事を見たところGMのほうが体感で1.5倍ほど速いそうです。
あとフォーカスホールドボタンがGMには搭載されています。しかも縦と横、どちらの構えでも使いやすいように2箇所。
まとめ
135mmはポートレート用に欲しい1本ですよね。しかもF1.8は超魅力的です。
スペックを比べた感じだとGMのほうが優秀。ただ、値段は優秀ではない。
SONYの最高ランクレンズ「GMシリーズ」なだけあって高いです。到底僕は手を出し切れません。買うことは無いかもしれませんが、一度レンタルで使ってみようと思います。
今回「自分がもし買うなら」という立場でメーカーの情報や、ネットにアップされている情報をまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
今回紹介したレンズ
ではでは。